「おくりびと」という映画が口コミで広まったことの背景にも、そうした力があったのではないだろうか。つまり、庄内の子供たちに限らず、見る人の「誇り」を刺激する何かが、この映画にはあったのだ。だから人々は、この映画を一人でも多くの人に見てもらいたいと思うようになった。自らの誇りを満たしてくれたこの映画を、一人でも多くの人に伝えたいと思うようになったのだ。